インターハイにて大好きなお母様と一緒に | 【プロフィール】 2005年10月11日生まれ、熊本県出身。18歳。 2023年8月に行われた全国高校総体(インターハイ)にて100mと200mの2競技で優勝し、2冠を達成。 「インターハイ100mと200mの2冠を達成!」 — 近況を教えてください。 今夏のインターハイは100mと200mで2冠を達成し、100m×4リレーと400×4リレーは2位でした。先日行われた九州選手権では、100mで優勝、200mで2位という成績を残すことができました。まもなく国体が迫っているので、今は走り込みや、インターハイで課題だと感じたスタートの練習をしています。 — 陸上を始めたきっかけは? 母が陸上をしていて、その姿を見て「楽しそうだな」と思ったのがきっかけです。小学2年生の時にクラブチームに入り、小学5年生から本格的に始めました。 — 陸上を通して学んだことはありますか? 高校1年生の時は何も考えず、ただ一心に走っていましたが、2年生になってタイムが良くなって来た頃からメディアの取材が徐々に増えて、そのことがプレッシャーになって思うように走れなくなってしまいました。でも、3年生になって「もう最後の年。絶対に負けられない」という強い思いが自信に繋がり、インターハイではプレッシャーを感じずに自分の走りができたので、メンタル面で強くなれたかなと思います。 — 陸上(短距離)の魅力は何ですか? 1000分の1秒が大事になってくるので、その部分をどれだけ縮められるか工夫したり、試合で見つかった課題を克服したりして、より速く走れた時は面白いなって思います。 また、タイム自体も大事ですが、大きい大会になるとやっぱり順位も大切。ゴール直前まで誰が勝つか分からないようなギリギリの勝負を制した時も楽しさを感じる瞬間です。 — 今、力を入れていることはありますか? スタートした時にできるだけ1歩目を大きく踏み出すことです。そのためにメディシンボールを前に投げたり上に投げたりしながら、腹筋を鍛える練習をしています。その他にも色々な練習メニューに取り組んでいて、今は自分の走りを崩さないようにしつつ、足を上げながら大きく走ることを特に意識しています。 — 座右の名は何ですか? 『猪突猛進』です。私にはまだ足りないものが多いので、目標に向かって練習をもっと頑張らないといけないと思っています。 — 今後の目標を教えてください。 国体で100mと300mに出場するので、両方のタイトルを獲ることが直近の目標です。そして将来的にはオリンピック選手に選ばれて日の丸をつけて走りたいと思います。そのためにも、まずは日本選手権で3位以内に入るために、絶対決勝に残ってメダルを獲れるように頑張ります。 |
Writer F.Sato