バレーは勝つか負けるか
だからこそ相手に感謝を ――近況を教えてください。 水町 今年に入っての大会成績は、春高バレーで全国3位、県新人戦優勝。直近では2月の九州大会でも優勝しました。 だけど前年優勝した春高バレーで、連覇を逃したことが悔しいですね。しかも、単に実力不足で負けた感じなので…。ただ、4月後半には鎮西のみんなで台湾遠征を控えていて、台湾1~2位、韓国1位の高校チームと対戦する予定です。こうした経験を通して、自分もチームもレベルアップしていきたいと思っています。 ――バレーボールを始めたきっかけは? 水町 友達に誘われ小学1年生から始めたので、もう11年目になりますね。ここまで続けてこれたのは、やっぱり「バレーボールが好きだから」だと思います。 正直、きついこともあります。長期休暇や試験中でも毎日練習しますし、基礎練からみっちりやるので、それだけで疲れ果てたりもします。でも好きだし、地道な努力がちゃんと結果に表れたりするので、止めようとは思わないですね。 |
将来は育てる側として
バレーで恩返ししたい ――現在、特に力を入れていることは? 水町 いち選手として今、一番足りないのはパワーかなと。ですからベンチプレスやスクワットを中心に日々、筋力強化に努めています。 ――バレーボールを通して学んだことはありますか? 水町 一番は、いつもお世話になっている家族や先生方に感謝することの大切さ。自分1人でやってきたわけじゃないことを、忘れてはいけないと思っています。 また小学校時代の監督の言葉ですが、「バレーは引き分けがなく、勝つか負けるか。そんな競技だからこそ、相手に感謝してプレーしなくてはならない」…この教えは今でもしっかり覚えていますし、自分という人間の土台にもなっています。 |
Writer S.Tsushida