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【プロフィール】
尚絅高校 3年生 2000年10月13日生まれ 熊本市出身。 陸上部での担当種目は競歩。 【実績】 2017年 熊本県総合体育大会優勝、インターハイ7位 日本ジュニア選手権優勝。 2018年 熊本県総合体育大会優勝、インターハイ優勝。 「ルールとスピードを両立する フォームを意識」 |
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T1記者：近況を教えてください。
村上さん：今年8月、陸上女子５千M競歩でインターハイ初優勝を達成することができました。なぜかスタートの時「今日はいけるかも」と思ったことを覚えています。レース中はペースを上げ過ぎず、最後にしっかり前へ出れるよう体力を温存して、優勝を意識した歩きができました。１位を獲れる確信があって、結果、優勝を果たすことができ嬉しいです。 T1記者：競歩を始めたきっかけは？ 村上さん：そもそも陸上に興味を持ったことから話すと、中学3年生の時に学校の代表として走った駅伝がきっかけです。その時「走ることって楽しい」と思い、高校では陸上をやろうと決めました。実際に進学して陸上を始めた当初は長距離をしていたんですが、夏の練習中、貧血で走れなくなったことがあったんです。その時、先生に勧められたのが「競歩」でした。もともと先輩や後輩がやっていたので、挑戦してみたいという気持ちもあり、やってみることにしました。そしたら楽しくて、今も続けています。 |
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T1記者：競歩の魅力を教えてください。
村上さん：フォームを変えたりすると、それがタイムに反映されやすいところです。大幅にタイムが縮んだ時は、やってて良かったと思います。 T1記者：今、特に力を入れていることは？ 村上さん：フォームを綺麗に保つことです。競歩には「左右どちらかの足を地面に着けていなければいけない(両足が離れたら終わり)、同時に、どちらかの足を伸ばしていなければいけない」というルールがあって、それらを満たしていないと失格になります。そのルールとスピードを両立するフォームを維持できるよう、意識して練習するようにしています。 |
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T1記者：競歩を通して学んだことは？
村上さん：周りの人の大切さですね。勝ち進むと遠征試合などが増えるんですが、そんな時チームメイトが励ましてくれたり一緒に喜んでくれたりして、浮き沈みがあっても乗り越えることができました。その度に、たくさんの人に支えてもらってるなぁって実感します。 |
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T1記者：今後の目標を教えてください。
村上さん：アジア選手権、世界選手権出場。いずれはオリンピックにも挑戦したいんですが、東京には間に合わないかなって。なぜかというと、私がインターハイで走ったのは５千Mなのですが、オリンピックの場合は20kmとはるかに長距離。アジア・世界選手権には10kmの種目もありますが、国際的な舞台というのはそれだけ距離も長くて…。アジアジュニア陸上というものがあり、これはアンダー20だと10kmなので、まずはそれを目標に頑張ります。 |
Writer M.Sugahara
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