↑小学3年生時の郡司選手。『ABCバドミントン大会』という、小学生を対象とした全国大会に出場した時の1枚。 | ――今、特に力を入れていることは? 郡司 自分は果敢に攻めるプレーが持ち味で、その分、守りが得意とは言えません。特にラリーに持ち込まれると競り負けることが多いので、今はレシーブの練習に力を入れています。 ――目標の選手はいますか? 郡司 再春館の先輩となる、山口茜選手です。一緒に練習する機会がたまにあり、全てのレベルの高さに驚かされます。特に私の課題であるレシーブ時の姿勢の立て直し等、高い身体能力を活かしたプレーに魅力を感じます。 2019年の全日本総合選手権では山口選手と当たり、やはり負けたものの1セットを取れて、自分でも驚きました。ただ、再春館の選手との試合ではつい遠慮する時もあるので、もっとガツガツいけるように経験を重ねていきたいです。 |
↑課題であるレシーブの練習。とにかく数をこなすために現在、特に集中的に取り組んでいる。 | 人としても素晴らしい 選手であり続けたい ――バドを通して学んだことは? 郡司 子供の頃から礼儀やマナー等、当たり前のことを多く学べました。それは今も同じで、バド関係者以外からも応援されるような、人としても素晴らしい選手であり続けたいと思っています。 また現在、社会人の方々と活動させていただく中で、上手くいかないことも多くあります。だからこそどうすれば改善するか、自分なりに考える力がつきました。そして、そんな経験の積み重ねによりかけ引きの巧みさ、強いメンタルが身についたと思います。 ――今後の夢を教えてください。 郡司 まずはナショナルチームのA代表(ベストメンバー)に入ることです。そしてパリ五輪に出場し、次のロサンゼルス五輪では金メダルを獲りたい。そのために、これからも練習を頑張ります。 |
Writer R.Maryama