自分が投げて勝利した時の
達成感は何にも代え難い ――小川さんにとっての野球の魅力は? 小川 野球は投手が投げないと始まらないですよね。そんな投手である自分は、試合の中心にいるんだという感じが魅力でやっているところはあります。 また、自分が投げて勝利した時の達成感は、他の何にも代え難い。チームメイト、監督、コーチを始め支えてくださった多くの方と喜びを分かち合える点も、野球の魅力のひとつだと思います。 ――現在、特に力を入れていることは? 小川 筋量を増やすため、下半身と背中のウェイトトレーニングを多めにしています。あと、大学時代のケガであまりできなかった走り込みにも力を入れています。実は嫌いなんですが、だからこそ逃げず、メンタル強化につなげたいと。 |
――目標としている選手は?
小川 同じ阪神の藤川球児選手です。藤川選手のようにストレートで空振りを取れる投手が理想で、そんな憧れの方と同じチームに入れてとても嬉しいです。
小川 同じ阪神の藤川球児選手です。藤川選手のようにストレートで空振りを取れる投手が理想で、そんな憧れの方と同じチームに入れてとても嬉しいです。
『沢村賞』を獲ることが 大きな夢 ――野球を通して学んだことはありますか? 小川 周囲への礼儀や挨拶、上下関係の配慮が一番ですね。相手を敬うこと、感謝の気持をきちんと伝えることを、野球を通し教えてもらったと思います。 ――今後の夢を教えてください。 小川 この1年で1試合でも多く投げ、しっかりアピールしていきたいです。そして5年後は「小川を投入すれば勝てる」「小川と言えばこの投手」と言われる、誰もが知る選手になりたいですね。 また入団会見でも言ったことなんですが、『沢村賞(シーズンで最も優れた先発完投型の本格派投手に贈られる)』を獲ることが大きな夢です。かなりハードルの高い賞ですが、少しでも早く結果を出し、そこに近づけるよう頑張ります。 |
Writer R.Teraoka