「こども食堂」とは、子どもが一人でも行ける無料または低額の食堂です。「地域食堂」「みんな食堂」という名称のところもあります。こども食堂は民間発の自主的・自発的な取り組みです。しかし、それゆえ運営を支援する公的な制度などが整備されていないにもかかわらず、こども食堂の数は増加の一途をたどっており、現在その数は全国で約9,000箇所以上にのぼっています。
(※引用 https://musubie.org/kodomosyokudo/)
その「地域・こども食堂」を大学生9名で運営している団体が熊本にあります。
今回そんな皆さんを取材してきました。
代表の飯野さんに話を伺いました
-地域・こども食堂を始めたきっかけを教えてください。 ある日Instagramを偶然見ていて、「世界一周大学」の存在を知りました。世界一周大学は、不確実な世界と言われる現代において、多様な幸せ・価値観が尊重され、一人一人が描く夢が未来を創っていく。過去が創った世界を生きるのではなく、わたしたちが美しいと思う未来を生きたい。という思いの元、創設されたコミュニティです。 私はそこに参加し、全員の居場所を作りをしたいと思ったことがきっかけです。生きていて、どこか生きづらいと感じている人は多くいると思います。その根源がどこにあるかと考えた時に私は、自分が世の中に受け入れられているかどうかだと思いました。そういう方達を受け入れられる場所を作りたいと思い、その中でもこども食堂を選びました。 -メンバーはどのようにして集めたのですか? 自分で声を掛けてメンバーを集めました。そういう活動に勢力的に参加してくれそうな人や、そういった活動を自身で行っていた人や、あとは私の直感でいいなと思った人を集め7人になりました。一番は「人を受け入れられる能力があるか」という事を重要視しました。今は7名以外にボランティアとして手伝ってくれているメンバーもいます。 |
また、大人の方達だけで運営している地域・こども食堂よりも、こども達と近い目線で話したり、遊んであげることが出来ます。
また、熊本市世安町にあるゲストハウス「月が綺麗ですね」をお借りして、こども食堂を開催しているのもポイントです。
竹あかりをベースとした古民家風の建物は、落ち着きがあり、一般の利用者さんからも非常に人気があります。縁側から見える園庭は凄く綺麗で、落ち着いて話すことも出来ます。
|
◇開催情報◇
地域・子ども食堂「はじっこがない食堂」 日時:毎月第3 日曜日 12:00~14:00 ※入場は13:30まで 料金:子ども無料 大学生以上 200円 場所:ゲストハウス「月が綺麗ですね」 (熊本市中央区世安2丁目5-3) |
Writer K.Nishi