九州ルーテル学院大学 熊本地震学生ボランティア

九州ルーテル学院大学
熊本地震学生ボランティア
若っ人ランド取材


​
取材日：2016年4月20日​​
​放送日：2016年4月23日

今回の若っ人T1チャレンジは、普段と内容を変更して「震災復興に向けて頑張る学生の姿」を紹介します。

​
4月16日の熊本地震本震以降、九州ルーテル学院大学（以下ルーテル大）では、学生の有志が自主的にボランティアを組織して活動しています。
​

​
取材させていただいたこの日も、ルーテル大生を中心に他大学のボランティアも集まり約30名ほどの学生で活動されていました。

友人との久しぶりの再開に笑顔が溢れる学生や、本震以降住み込みでボランティアを行っていて眠い目をこすりながら頑張る学生、皆さん状況は違えどインタビューをすると「困っている人の力になりたい」という思いがありました。

学生ボランティア　海老原 秀史さん

​T1記者：どのような活動をされていますか？
海老原さん：「本震以降ほとんど大学にいてボランティアを行っています。ルーテル大が避難所として機能しはじめた時は、指定避難所ではなかったので物資も人手も足りませんでした。
しかし、SNSで現状を共有し拡散したりすることで次第に集まるようになりました。現在ルーテル大では物資は充分に足りている状況なので、ルーテル大の物資を他の避難所に届けたり、避難しているご老人や子供たちのケアを主に行っています。

​T1記者：なぜこのようなボランティアを？
海老原さん：自分は長崎出身で、熊本に住んでいる期間はまだ4年ほどしかありません。しかし、熊本にいていつも感じるのは熊本の人達のあたたかさです。だからこそ自分も何か熊本に恩返ししたい、力になりたいという思いがあるからだと思います。

T1記者：熊本の皆さんへメッセージをお願いします。
海老原さん：大変な時ではありますが、そんな今だからこそ「笑顔」で力を合わせて頑張りましょう！

T1記者：ありがとうございました。

県内ではまだまだ余震も続き、避難されている方々もたくさんいらっしゃいます。
「あの地震さえなければ」と思ってしまうことも多々あります。
しかし彼らのように誰かのために一生懸命頑張る学生が、ルーテル大はじめ多くの大学にいます。

彼らの直向きさ、思いやり、郷土への愛を感じ、必ず熊本は復興出来ると確信しています。

これからも応援しています。頑張ってください！

Writer K.Matsubara