一部作品紹介
原 史紘さん
「銀塩プロセスを用いて見えてくる現代の写真表現」 ー目的ー 本研究ではデジタル時代に生まれた私自身がアナログなプロセスを写真に落とし込み当時では撮ることのできなかった現代にフォーカスを当て、写真の原点である白黒フィルムを使い、新たな視点から写真を表現することを目的とした。 ー考察ー 本研究ではアナログなプロセスを写真表現に落とし込み、取り組んだ。より写真への理解を深め表現として取り入れることだけでなく、アナログな行為と現代を融合することで普段気にも留めない加速し続ける変化を現代の日常から垣間見ることが出来たと思う。さらにゼミ展により若い世代からは返って新鮮なものとして捉え、興味を引くことがわかった。またこの研究からその先にある展示方法や写真のアプローチの仕方への応用の可能性を感じた。アナログなプロセスを取り入れることで見てもらう側が理解を深めてもらえるそして新しいものへと昇華させることが可能だと考える。これからはそれらを踏まえさらなる展開を進めていきたいと思う。 |