T1park記者
講師アルバイトを始めたきっかけを教えてください。 小笠原 昨年の熊本地震後、災害復興支援ボランティア活動をしている中でサクセスリンク㈱の山田社長に誘っていただいて始めたことがきっかけです。 元々子どもとバスケットボールが好きで、地域の小中学生を対象にしたバスケットボール大会を開催したり、ボールを仲間で集めて寄付する活動などをやっていました。その活動の中でこういったご縁をいただくことが出来ました。 T1park記者 ボランティアを通しての繋がりから今に至るのですね。凄い行動力です。 小笠原 ありがとうございます。 T1park記者 実際に講師として働いてみてどのような感想をお持ちですか。 小笠原 子どもたちの成長が目に見てわかることがこの仕事のやりがいだと思います。子どもたちから「先生の授業がわかりやすい」という言葉をもらえる時がとても嬉しいです。 T1park記者 授業の様子を拝見しましたが、みんなのお兄さんという感じですね。 小笠原 ノリのよさが取り柄なので、勢いでいくしかないんです。笑 |
T1park記者
印象に残っている生徒とのエピソードを教えてください。
小笠原
昨年度の卒業生で私がまだ入りたての頃のことですが、当時ある中学3年生の女の子を担当させてもらいました。もの凄く内気な子でしたね。でも凄く努力家でした。志望校合格のためにも、どうにかしてこの子の気持ちを引き出したいと思って、一生懸命接していました。
T1park記者
具体的にどのような取り組みをされたのですか。
小笠原
まず、彼女の課題として学力的な問題は特になかったんです。ただ自分に自信が持てず、本番で力を発揮することが苦手なタイプでした。どうせ自分は出来ないと思ってしまうんですね。
なので、自分に自信を付けてもらうことを目標に、褒めることを重点に授業をしました。自分は出来るということをまず僕から彼女に伝えインプットしてあげる。その次に、彼女自身の口から自分はできるという意識を引き出し、それを何度も繰り返してきました。
授業のはじめに毎回目標を書いてもらうのですが、必ずその目標が目に見える形で達成できるようにする。授業終わりには必ず目標が達成できたかの確認を二人でやりました。
すると、だんだん笑うようになってくれて。最終的に志望校にも無事合格しました。合格発表の後、真っ先に僕の所に報告しに来てくれました。最後帰る際はハイタッチしてくれて、それをとても鮮明に覚えています。
印象に残っている生徒とのエピソードを教えてください。
小笠原
昨年度の卒業生で私がまだ入りたての頃のことですが、当時ある中学3年生の女の子を担当させてもらいました。もの凄く内気な子でしたね。でも凄く努力家でした。志望校合格のためにも、どうにかしてこの子の気持ちを引き出したいと思って、一生懸命接していました。
T1park記者
具体的にどのような取り組みをされたのですか。
小笠原
まず、彼女の課題として学力的な問題は特になかったんです。ただ自分に自信が持てず、本番で力を発揮することが苦手なタイプでした。どうせ自分は出来ないと思ってしまうんですね。
なので、自分に自信を付けてもらうことを目標に、褒めることを重点に授業をしました。自分は出来るということをまず僕から彼女に伝えインプットしてあげる。その次に、彼女自身の口から自分はできるという意識を引き出し、それを何度も繰り返してきました。
授業のはじめに毎回目標を書いてもらうのですが、必ずその目標が目に見える形で達成できるようにする。授業終わりには必ず目標が達成できたかの確認を二人でやりました。
すると、だんだん笑うようになってくれて。最終的に志望校にも無事合格しました。合格発表の後、真っ先に僕の所に報告しに来てくれました。最後帰る際はハイタッチしてくれて、それをとても鮮明に覚えています。
小笠原さんと一緒に映る松延幸哉(写真右)さんは大津高校に通う3年生。明光義塾の特別訓練で以前聴いた人物教育に関する話がとても好きで「何でもポジティブに捉え行動する大切さをここで学びました」とコメントいただきました。
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T1park記者
最後に、今後の小笠原さんの夢を教えてください。 小笠原 将来、学生の社会貢献活動と企業のCSRを繋げるビジネスをしたいと考えています。学生は目の前に起こっているリアルな社会問題に対して貪欲に行動する力を持っていますが、お金がないのが課題です。企業は精力的にCSRに取り組みたいと思っていてもなかなかそこに人的資源を投入できない現状があります。そこを僕が仲介者として行い両者にとってメリットのあるビジネスモデルを作れないかと考えています。 明光義塾で経験した達成感とスキルは今後の僕にとって大きな支えになってくれるでしょうし、これからもますます頑張りたいと思います。 T1park記者 ありがとうございました。 |