【講師】江本貴美子先生
T1記者:生徒たちの特長を教えて下さい。
江本先生:前向きで熱心で一生懸命に着物のことを深めたいという意識があります。人柄も良く、仲良く活動しています。 T1記者:指導の際に大切にしていることを教えて下さい。 江本先生:「襟を正す」とは着物用語が由来なのですが、全ての行動の土台には礼儀があると考えています。まずはその土台をしっかり作ることを意識しています。そして自分たちの恵まれている環境だったり、周りの方々からの支えだったり、そういった本質を見抜く力を身につけて欲しいと願っています。 T1記者:活動を通して学んで欲しいことを教えて下さい。 江本先生:日本の誇れる精神文化です。日本の伝統である民族衣装きもの(和装)に込められた真の美を学び、心を高め、きもののように人の心を包み、帯結び(結びは愛)のように様々な出会いの縁を成長に生かして欲しいと願っています。 又、自然との調和により生み出された和装・教育を通して、「生きているのではなく生かされている、守られている、導かれている」という畏敬の念を養い、「心の眼」が開かれた時、真の繁栄(幸福)に至ると伝えたいです。 |
【部長】田中璃有(たなか りある)さん 2年生
T1記者:部の特長を教えて下さい。
田中さん:みんなで楽しく明るく和装の着装や礼儀作法を学べるところです。 T1記者:入部のきっかけを教えて下さい。 田中さん:九州大会や世界大会で活躍されている先輩方を見て憧れを持ち、私も先輩方のように綺麗な着装ができるようになりたいと思い、入部しようと思いました。 T1記者:部長として大切にしていることを教えて下さい。 田中さん:部内の連絡事項をきっちり伝えることや、いつも笑顔で礼儀正しい挨拶をすることなど、部長としてお手本になれるよう心がけて日々過ごしています。 又、同輩だけでなく、後輩たちとも積極的にコミュニケーションを取ることも大切にしています。 T1記者:今後の目標を教えて下さい。 田中さん:4月下旬にある世界大会の学校対抗の部で5連覇を達成することです。世界大会に向けてこれからもっと力を入れて練習を頑張っていきます。 |
髙井裕理(たかい ゆり)さん 2年生 (右)
是住夏未(これずみ なつみ)さん 2年生 (左)
T1記者:カンバンたる由縁を教えて下さい。
髙井さん:負けず嫌いなところと、明るいところです。 是住さん:明るく場を盛り上げるのが得意です。 T1記者:入部のきっかけを教えてください。 髙井さん:体験入部の際、先輩方の帯作りを目の前で見学しました。その姿に憧れて礼儀作法を学びたいと思い入部しました。 是住さん:元々礼儀作法について勉強したいと思っていました。尚絅高校が礼儀作法の指導に力をいれていたことと、和装礼法部の先輩方が凄い実績を残していらっしゃったことに憧れ、自分もそうなりたいと思い入部しました。 T1記者:着装も含め、礼儀作法を学ぶ魅力を教えて下さい。 髙井さん:自分で着物が着れるし、人にも着せてあげられるところです。 是住さん:挨拶の行為一つにしても、どういう挨拶の仕方をすれば相手が喜んでくれるか。そういった奥深さを勉強することができます。 T1記者:部のPRをお願いします。 髙井さん・是住さん:和装礼法部はみんなで楽しくかつ礼儀作法を学びながら活動しています。現在、全日本きもの装いコンテスト世界大会学校対抗の部にて4連覇中です。今年も5連覇に向けてがんばります。興味がある人は是非和装礼法部に入部してください。初心者大歓迎です。 |
Writer R.Teraoka