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テニスはいつから? 山口 小さい頃からピアノを習っていましたが、自分には音楽より運動の方が合っていると感じ、また両親がテニスをしていた影響もあって、小学3年生から本格的にテニスを始めました。 T1park記者 実際にやってみて、どういった部分に魅力を感じましたか。 山口 競技年齢層が幅広く、様々な文化に触れながら、楽しめることです。テニスは世界中で盛んに行われているので、日本人以外にも多くの外国人選手と試合をしたり、お互いに教え合ったり、切磋琢磨できるのが魅力的です。 T1park記者 テニスの活動を通して学んだこと。 山口 一番は人と人との縁の大切さです。私の年齢では、圧倒的に年上の方々が多いのですが、そうした方々と縁を結ぶことができて、支えてもらいながら技術だけでなく、礼儀など様々なことを教えていただきました。 T1park記者 つい先日の「三菱全日本選手権大会」を振り返っての感想を教えてください。 山口 今までジュニアの大会にしか出場したことが無かったのですが、JTAランキング100位以内に入り、プロアマ混合のこの大会への参加資格を得ることができました。今年はこの大会に出場することが目標だったので、まずは達成できて嬉しかったです。ですが同時に、ジュニアと大人のテニスの違いを感じ、今後の自分の課題が見えてきました。 T1park記者 その違いとは。 山口 単純な身体能力の差で勝敗が決まるジュニアの世界と違い、大人の試合では、対戦相手の分析・戦略・目に見えない駆け引きのような、単純な身体能力だけでは勝てないということです。 |
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違いを知って勝つにはどうすればいいと思いましたか。 山口 一つひとつのボールの質を向上させることは勿論ですが、それだけでなく、サーブの精度を向上させ確実に決められるようになりたいです。加えて私は左利きなので、より相手にとって打ちづらいサーブを身につけたいと思っています。 T1park記者 目標とする大会に出場して、更に上の目標ができたのですね。大会にはどれくらいの頻度で参加されますか。 山口 試合があれば積極的に参加します。とにかく試合をして、自分の弱点を見つけ、克服していかないと強くなれないので、日本だけでなく海外の試合にも頻繁に出場しています。 T1park記者 特別な練習はされていますか。 山口 特別なメニューは特に無く、ラリー、振り回し、パターン、ポイントゲームといった基礎練習を中心にしています。時間を無駄にせず、テニスに集中できる習慣づくりも意識しています。 T1park記者 基礎練習中心なのですね。休みはありますか? 山口 なるべく空いた時間を作らず練習に当てるようにしていますが、週に1日だけオフにしています。でも、結局家でもトレーニングをしていることが多いです。 |
Writer R.Teraoka