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【プロフィール】
2008年12月31日生まれ。熊本市出身。16歳。ルーテル学院高校普通科綜合コース所属。 小学1年時に少林寺拳法に入門。現在、全国有数の強豪校であるルーテル学院中学・高校少林寺拳法部の主将を務める。段位は三段。
「拳士として、指導者として、 大好きな少林寺拳法を広めたい」 ― 近況を教えてください。 7月のインターハイで、女子単独演武の部門で優勝、女子団体演武の部門で準優勝することができました。女子単独演武は昨年のインターハイと、今年3月の全国高等学校少林寺拳法選抜大会(以下、全国選抜大会)でともに3位だったので、今回優勝できてとても嬉しいです。 ― 少林寺拳法を始めたきっかけは? お父さんです。父が少林寺拳法をしていたので、私にとって少林寺拳法は身近な存在でした。物心つく頃にはすでに始めていて、小学1年生から本格的に入門。小中学生の頃は熊本市内の道場に所属していましたが、高校ではルーテル学院高校の少林寺拳法部で学びたいと思い、本校を志望しました。 |
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― 普段の練習について教えてください。 週に4日練習しています。普段は高校の道場で練習し、休日は九州ルーテル学院大学の体育館や熊本武道館で練習しています。練習時間は平日3時間、休日は9時~15時まで。少 林寺拳法部は高校生と中学生が一緒に活動していて、部員数は男女合わせて20名です。 ― 川本さんが日本一に輝いた「女子単独演武」とは、どのような競技ですか? 個人で行う演武です。習った法形(技)を組み合わせて、相手がいるかのように演技します。演武時間は1分~1分半です。団体演武は6名または8名で行う演武になります。その他に組演武というものもあり、これは二人一組で行う演武になります。組演武、団体演武の演武時間は1分半~2分です。 |
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― 少林寺拳法の魅力を教えてください。
みんなで演武を作り上げられる点です。チームプレーの競技というわけではないのですが、部員同士で教え合いながら上達していけるので楽しいですね。ちなみに、演武は自分で技と技を組み合わせて作っていくのですが、それを考えるのも少林寺拳法の楽しみのひとつです。私の強みは「突き・蹴りの力強さ」なので、それを活かせるような組み立てを意識 しています。 それから、少林寺拳法の「教え」も魅力です。例えば、脱いだ靴を揃える、練習後に掃除をす る、手を合わせて行う挨拶「合掌礼」をきちんと行うなど、日常生活における教えがさまざまあり、私自身の成長につながっていると感じます。 ― 今、力を入れていることはありますか? 二つあって、ひとつ目は「基本をしっかりやる」ことです。演武では基本の動きが欠かせな いので、その基本動作のレベルを上げることを目標に頑張っています。 二つ目は、組演武です。来年の全国選抜大会は、単独演武ではなく組演武にエントリーす ることを決めました。高校では一度も組演武に出場したことがなく、これが初挑戦になります。私にとってはより難易度の高い組演武に挑むことで、新たな学びを得たいと思ったのが理由です。 ― 今後の目標を教えてください。 直近の目標は、来年の全国選抜大会の組演武と団体演武の両方で優勝することです。それから、やはり私は単独演武が好きなので、来年のインターハイは単独演武にエントリーし て、高校最後の大会を優勝で飾りたいと思います。 さらに先の目標としては、大学でも少林寺拳法を続けて日本一になり、いずれは指導者になりたいと考えています。拳士として、指導者として、大好きな少林寺拳法をもっと広めていくことが私の夢です。
2025年10月12日取材
Writer M.Takano
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