 | 【プロフィール】 2007年６月５日生まれ。合志市出身。17歳。2024年５月横浜で開催された「スズキワールドカップ2024 第35回エアロビック世界大会2024」に出場。ジュニア男子シングル部門では３位、ジュニアミックスペア部門、ジュニアトリオ部門では優勝を果たす。 「夢はエアロビック世界チャンピオン」 |
 | ― 近況を教えてください。 今年５月に横浜で開催された「スズキワールドカップ 第35回エアロビック世界大会２０２４」に出場し、ジュニア男子シングル部門では３位、ジュニアミックスペア部門、ジュニアトリオ部門では優勝することができました。 今年に入り、国内の大会では好成績を収めることができていますが、９月にイタリアで開催された「第11回ＦＩＧエアロビック世界年齢別競技大会」では予選敗退で、悔しい結果となりました。 |
 | ― エアロビックを始めたきっかけは？ 幼稚園時代に２人の姉たちが通うエアロビック教室に遊びに行ったことがきっかけで、私自身も競技を始めました。小学生から本格的に競技に取り組み、姉たちとともにトリオ部門で「ＪＯＣジュニアオリンピックカップ」に初出場しました。 ― エアロビックの魅力を教えてくださ い。？ 自分の好きな音楽に合わせて踊ることができ、ステップや技に挑戦する過程で成長を感じられることです。ステップは７種類あり、技も多種多様で、一つの技につき０・１点から10段階の難易度で評価されます。体操に似た技術的な挑戦が求められる一方で、音楽に合わせた表現力も重要です。シングルで力強さを表現するのとは異なり、ペア競技では男女の感情表現や距離感がポイントとなります。競技のバリエーションの幅が広い点も魅力的だと感じる部分です。 |
  | ― 今、力を入れていることはありますか？ 今年から17歳以上のシニア部門出場となり、これまで以上に勝ち残る難しさを実感しています。シニアでは、技の数や演技の完成度が求められ、一つのミスが命取りになる厳しい世界です。これまでは、「ディズニー音楽 」のような楽しい曲で演技をしていましたが、シニアに進むにあたり、静かな曲での表現力や技術力の向上に取り組んでいます。 11月に控える「スズキジャパンカップ２０２４第41回全日本総合エアロビック選手権大会」では、静かな曲に挑戦し、表現力と柔らかさ、技術の高さを武器に優勝を目指します。シニア部門で一番若い選手なので、挑戦者の気持ちでぶつかっていきます。 |
 | ― 今後の目標を教えてください。 私の最終目標は、「世界一のエアロビック選手になること」です。９月にイタリアで開催された大会では予選落ちと悔しい結果となりましたが、外国人選手との技術力や表現力の差を痛感し、より高いレベルでの競技力を身につけていきたいと感じました。特に、外国人選手のスタイルや成長速度に驚かされましたが、それを追い抜くために日々努力を重ね、必ず夢を叶えたいと思います。 |
Writer R.Teraoka
