県高校総体3連覇!
創部10年で県屈指の強豪に
― 熊本国府高校水球部の近況は。
今年で創部10年目を迎えます。2020年の県高校総体はコロナ禍で代替え大会となりましたが初優勝することができ、その後も県高校総体は3連覇(2021年〜2023年)しております。生徒たちは筑波大学、熊本大学など各種大学や専門学校に進学したり、熊本県警、海上保安庁をはじめ就職の道を選んだりと、卒業後も頑張っています。 現在、部員は3年生5名、2年生6名(うち3名がマネージャー)です。活動は基本的に週6日、本校にはプールがありませんので、水球部のある他校のプールにお邪魔させていただき練習しています。また、県外の高校へ練習に行くこともあります。
― 今後、力を入れていきたいことは。
熊本県のナンバーワンチームとして、水球の技術はもちろんですが、マナーや取り組み方など、他のチームに良い影響を与えられるチームでありたいと考えています。 それから、県高校総体で3連覇を達成し、他校の生徒からも信頼を得ることができてきています。もっともっと水球を広く指導して熊本の競技力の底上げに貢献していきたいと考えています。合同練習などを通して各校の水球部の生徒たち同士も仲良くなり切磋琢磨しています。これから水球を始める子どもたちも増えてくると思いますので、水球の魅力を各校の先生方と協力しながら、選手たちと共に広く伝えていきたいです。
―座右の銘は。
「一所懸命」です。どこに行っても、その場所で精一杯頑張ろうという意味を込めて「一所懸命」を大事にしています。それから、本校水球部は「クマンバチ」をシンボルとしています。クマンバチは体の大きさに対して羽が小さく、かつては“奇跡の象徴”と考えられていました。そこで私たちも、プールのない学校の水球部が頑張って優勝するという奇跡を起こそうと、クマンバチをシンボルとして大切にしています。
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頑張った経験は一生の宝物 ― 若者へメッセージをお願いします。 自分が本当に好きなことを見つける努力と、夢を抱く勇気を持ってほしいと思います。好きなことが見つからない時は、目の前のことを全力でやってみてください。頑張ることが自分の自信になり、頑張った時間は尊い思い出となり、その過程で大切な友人もできるはずです。そして、それはきっと一生の宝物になります。 目の前にやりたいことがないという人は、水球にチャレンジしてみてはいかがでしょう。楽しいですよ! 学生時代に何かを頑張った経験は、きっと自分自身の糧になり、大人になっても役に立つはずです!! (インタビュー/2024年4月7日取材) |
高校時代。手前が長野先生
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