学園祭テーマ
「Re:Evolution」
「Re:Evolution」
―実行委員長の仕事を簡単に教えて下さい。
電波祭実行委員会にはステージ部門や広報部門など全部で11部門が有るんですが、簡単に言うとそれを統括しています。具体的に言うと、月に一回部門長を集めて執行部会を開いています。基本的には管理と指示出しがメインだと思います。実行委員が270人いるので、主にコミュニケーションを取るのは部門長とがほとんどです。 -意見が激しく交わされる会議の時などはどうしていますか? まず、綺麗に黒板に整理します(笑)「あ、なるほどなるほど」と。自分はみんなの意見をまんべんなく聞くというのを大切にしているので、色んな所から意見を聞いて集めた情報を整理して最善の選択をしようと思っています。でも最終決定は僕がやるのでプレッシャーが大きい時もあったりしますね。 |
-例えばどんなプレッシャーが?
去年までの反省点として、お金がかかる模擬店が多くて、小さい子たちが楽しめないのではないか、ということがありました。そこで今年から小学生が来ても無料で遊べるブースを作る事になったんですが、出費が増えたりどこから予算を持ってくるかなどが問題になったんですよね。その時クラスや部活の模擬店から予算を少しづついただいたので、反発が来るかな、と思いました。そこは気が重かったですね。 ―フィリア祭実行委員になったキッカケは? 2年生からやっているんですけど、というのも1年生の時に生活に何か物足りなさを感じていたんですよね。もともと委員会活動とか面倒くさそうで好きじゃなかったんですけど、2年生になって自分的に余裕も出来て、その時ちょうど実行委員が人数が足りなかったという事もあって先輩に誘われて友達と一緒に入りました。その時初めて配属されたところがステージイベントの部門で、夏休みにも出てこなくちゃいけないくらいもの凄く大変だったんですけど、その分友達や先輩と仲良くなれたり達成感を感じられたりしたので来年もやってみたいという気持ちが芽生えました。 やってみないとわからない、っていう言葉の意味をひしひしと感じましたね。 |
―今年の電波祭のテーマを教えて下さい。
「Re:Evolution」です。これでレボリューションと読みます。 -そのテーマにした意図は? 2年前のテーマがリズムとモーションで「リズモーション」だったんです。それに憧れがあって言葉遊びみたいなテーマにしたかったんです。それで自分が好きな単語を考えていて「進化」という単語が思い浮かびました。それで「再び」という意味のRe:をEvolutionと合わせて「革命」という意味のレボリューションにしました。実際のところはテーマに込めた意味と言うのは後付になっちゃったんですけど(笑)、今年で第14回をむかえて毎年進化してきた電波祭を今までの進化を踏まえたうえで、今年はさらに革命を起こすぞ、という意味でこのテーマにしました。 -今回の電波祭で特に力をいれているところは? 先ほども話した、今年から導入する無料のアトラクションコーナーですね。2年生に頼んで子どもたちが無料で遊べるアトラクションを用意しています。 そして毎年夏と冬にオープンキャンパスをやっていたんですが、今年から電波祭と合わせて両日ともにオープンキャンパスを行います。これも今年からの企画です。ぜひ多くの高校生に熊本高専の良さを知ってもらいたいです。 |
Writer K.Matsubara